カカオマス、ココアバターとは ?

カカオマスココアバターは、カカオ豆から作られる基本的な製品で、チョコレートやココア製品の主成分となります。それぞれの特徴と製造過程を以下に説明します。


カカオマス (Cocoa Mass)

概要

カカオ豆を発酵・乾燥・焙煎し、細かく砕いてペースト状にしたものです。

  • 別名: カカオニブをペースト状にしたものは「チョコレートリカー」とも呼ばれる。
  • 成分: カカオマスには、カカオバター(約50%)とココア固形分が含まれています。

製造工程

  1. カカオ豆の焙煎: カカオの風味を引き出すために焙煎します。
  2. 殻を取り除く: カカオニブ(カカオ豆の中身)を取り出します。
  3. 粉砕: カカオニブをすりつぶし、ペースト状にします。この状態がカカオマスです。

用途

  • チョコレート製品の原料
  • カカオパウダー(ココア)の原料

ココアバター (Cocoa Butter)

概要

カカオマスから分離した植物性脂肪です。カカオの香りがあり、口どけの良い性質を持ちます。

  • : 淡いクリーム色。
  • 特性: 常温では固体ですが、体温付近で溶けるため、チョコレートの滑らかな口どけに寄与します。

製造工程

  1. カカオマスを高圧で圧縮し、脂肪分(ココアバター)を抽出します。
  2. 抽出後に残る固形分がココアパウダーになります。

用途

  • チョコレートの主原料(滑らかさと口どけを提供)
  • 化粧品(リップクリームやボディローション)
  • 医薬品(軟膏や座薬)

違いと関係性

  • カカオマスは、カカオ豆をそのまま加工した全成分を含むペースト状のものです。
  • ココアバターは、カカオマスから脂肪分のみを取り出したものです。

どちらもカカオ豆から作られるもので、互いに補完的な役割を持ちながら、チョコレートやその他の製品に使用されます。


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