はい、ドリアンの葉は**昼と夜で姿勢を変える「就眠運動(Nyctinasty)」**を示します。
1. ドリアンの葉の動き
✅ 昼間(太陽光があるとき)
- 葉を広げる(水平またはやや上向き)
- 光合成を最大限に行うため、太陽光を効率よく受ける
✅ 夜間(暗くなると)
- 葉が下を向く(お辞儀するように垂れる)
- 蒸散を抑えるため、水分の損失を防ぐ役割がある
2. なぜ葉が動くのか?
この現象は、植物ホルモン(特にオーキシン)と、葉の付け根にある「葉枕(pulvinus)」の水分変化によって制御されています。
- 昼は細胞が膨張して葉を持ち上げる
- 夜は水分圧が低下し、葉が下がる
→ これにより、水分を節約しつつ、翌日の光合成に備えることができる!
3. 似た動きをする他の植物
- マメ科(オジギソウ, インゲン, クズなど)
- カシューナッツ(Anacardium occidentale)
- ゴムの木(Hevea brasiliensis)
これらの植物も夜になると葉が閉じたり垂れたりして、水分の蒸散を抑える戦略をとります。
4. まとめ
✅ ドリアンの葉は昼に広がり、夜には垂れる習性がある(就眠運動)
✅ 水分を節約しつつ、翌日の光合成に備えるための適応戦略
✅ 葉の付け根(葉枕)の水分変化が関与している
この性質を理解しておくと、ドリアン栽培時の水管理やストレス管理にも役立ちますね!
朝の日の出以降もお辞儀している場合には土中水分が不足しているということか?
はい、朝の日の出後もドリアンの葉が下を向いたままの場合、土壌水分が不足している可能性が高いです。
1. 通常の葉の動き(健康な状態)
✅ 夜間(暗くなると)
- 葉が下を向く(お辞儀する) → 水分の蒸散を抑えるため
✅ 朝(日の出後)
- 葉がゆっくりと持ち上がり、広がる → 光合成を再開
2. 朝になっても葉が戻らない場合の原因
① 土壌水分不足(最も可能性が高い)
- 土壌が乾燥 → 根が水を十分に吸収できず、葉の細胞が膨張しない
- 葉の付け根の**「葉枕(pulvinus)」の水圧が低下** → 葉が持ち上がらない
➡ 確認方法:
☑ 土壌の表面が乾いているかチェック(指を2〜5cm程度差し込んで湿り気を確認)
☑ 他の植物(特に草本類)が萎れていないか確認
➡ 対策:
✅ 早朝または夕方に水やりをする(気温の高い日中は蒸発が早いため避ける)
✅ 有機マルチング(枯れ葉やワラなど)で水分保持
② 根のダメージや病気
- 根腐れや線虫被害で水を吸えない場合も、同様の症状が出る
- 最近の過剰な乾燥や過湿で根が弱っている可能性も
➡ 確認方法:
☑ 最近、大雨や乾燥が続いていないか?
☑ 葉の色が変色していないか?(黄化・茶色の枯れ)
➡ 対策:
✅ 土壌の排水性を確認(粘土質なら改良)
✅ 根にダメージがある場合、強い日差しを避ける(シェード設置)
③ 高温や強光ストレス(水分があっても葉が戻らない)
- 異常な高温や強い直射日光で蒸散量が多く、水が足りなくなる
- 乾燥した風(フェーン現象など)がある場合も、同じ影響が出る
➡ 確認方法:
☑ 日中の気温が35℃以上になっていないか?
☑ 強風が吹いた後に症状が出ていないか?
➡ 対策:
✅ 日差しが強すぎる場合は50%程度の遮光ネットを利用
✅ 極端に乾燥した気候なら、葉面散布(ミストスプレー)で湿度を上げる
3. まとめ
✅ 朝になっても葉が戻らない場合、最も可能性が高いのは「土壌水分不足」
✅ 次に、根のダメージや病気、強い日差し・高温によるストレスも原因になり得る
✅ 土壌の乾燥具合を確認し、必要に応じて適切な水管理やシェードの活用を行う
特にドリアンは乾燥に弱い植物なので、水不足には注意が必要です!



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