【LAB】乳酸菌原液の生成方法

乳酸菌原液を自家製で作ることで、土壌改良、作物の生育促進、病害防除などに活用できます。
以下に、シンプルな乳酸菌原液の作り方を紹介します。


1. 乳酸菌原液の基本レシピ

(1) 必要な材料

  • 無調整牛乳 または 米のとぎ汁(発酵の基質となる)
  • 糖類(黒糖、はちみつ、米麹など)(乳酸菌の増殖を助ける)
  • 発酵スターター(市販のヨーグルトや漬物液、自然界の微生物)
  • 清潔な容器(ガラス瓶やペットボトル)
  • 布・ゴム(蓋代わり)

2. 乳酸菌原液の作り方

方法① 牛乳を使った乳酸菌培養

(牛乳に含まれる乳酸菌を活性化)

手順

  1. 無調整牛乳 1L を用意(殺菌済みのものを使う)
  2. ヨーグルト 100g または 乳酸菌発酵液 50mL を加える
  3. 黒糖やはちみつを10g 加える(乳酸菌のエサ)
  4. 清潔な瓶や容器に入れる
  5. 常温(25~30℃)で3~5日発酵させる
  6. 酸味が増し、発酵が進んだら完成
  7. 冷蔵保存(約2~3週間使用可能)

方法② 米のとぎ汁を使った乳酸菌培養

(自然界の乳酸菌を活用する方法)

手順

  1. 米のとぎ汁(1回目の濃いもの)を1L 用意
  2. 黒糖または米麹 50g を加える
  3. 発酵スターター(ヨーグルト 50g や漬物の発酵液)を加える
  4. 密閉せず、布で覆いゴムで固定(空気が入るように)
  5. 25~30℃で5~7日間発酵させる
  6. 発酵が進み、酸っぱい香りがしたら完成
  7. 冷蔵保存(1ヶ月以内に使用)

3. 乳酸菌原液の活用方法

(1) 土壌改良

希釈率:1,000倍(1L の水に1mL の乳酸菌原液)
週1~2回、潅水や葉面散布で施用

(2) 病害防除

500~1,000倍希釈液を、病害発生前から散布(予防的)
フザリウム・うどんこ病・根腐れ予防

(3) 堆肥発酵促進

1L の乳酸菌原液を米ぬかや生ゴミと混ぜて1週間発酵


4. 保存方法と注意点

冷蔵保存が基本(常温だと発酵が進みすぎる)
密閉するとガスが発生するため、軽く空気が通る容器が理想
酸味が極端に強くなったら、新しいものを作る


5. まとめ

  • 牛乳や米のとぎ汁を使って簡単に乳酸菌原液を作れる
  • 土壌改良・病害防除・発酵促進に活用可能
  • 希釈して使用し、定期的に新しいものを作るのがポイント

乳酸菌を農業に活用することで、持続可能な土壌環境を維持し、作物の健康を向上できます!


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